実は以前「キヤノン BJ F850」(アップグレード済み)を使っていました。「BJC-80v」を下取りに出しての購入でした。さらにその前は「LBP-B406S」(LIPSIIIに拡張)→「LBP-B406E」という妙な遍歴を持つ根っからのキヤノンユーザーだったりします。
この「BJ F850」、PM-4000PX購入後は納戸に放置したまま使っていなかったんですが、久々に引っ張り出してみました。当時「フォト画質ここに極まる。」とかうたわれていたフラッグシップ機なのに、デジタルカメラを持っていなかったので写真印刷に使ったことは一度もありません(^^;)。

どうせインクが固まってプリントヘッド自体を交換しないと使い物にならないだろうと思っていました。ところが、プリンタードライバーをインストール、電源を入れてテストプリントしてみると...あらまビックリ! 何か所か詰まっている程度でほとんど問題ないようです。1回ヘッドクリーニングしたらきれいになっちゃいました。
4年半もほっといたのに何事もなかったかのように使えるとは驚きです。インクの劣化はあるのかもしれませんが、色味がおかしいというようには見えません。
ただ1つ問題が。給紙ローラーがスリップしまくりです。ゴムが劣化している可能性もありますが、後ほどクリーニングを試してみます。
で何が大発見かというと。なんとこの機種、ACアダプターで動作していました。仕様ではAC100V動作となっていて、本体と専用コネクターで直結して一体化しているため気が付きませんでしたが、引っこ抜ける構造です。引っこ抜くとかなりばかでかいですが、ちゃんと「AC ADAPTER」と刻印があります。
確かにキヤノンの一部の製品はデスクトップタイプなのにACアダプター駆動だったものが存在します(BJC-210Jなど)。その名残でしょうか。実はほかにもあったりして(たとえばBJ F860とかF870など)。
さて、給紙ローラーのクリーニングですが、付属のクリーニングプレートを使って指示どおりに実行してみました。プレートの硬質スポンジ部分に水を含ませ、そこにローラーをこすりつけて汚れを落とすことを10回繰り返し、紙を空送りして水分を取り除くという作業です。
しかし1枚目の紙が入っていかずに給紙エラーになりました。リセットボタンを押したらなんとか給紙され、2枚目もうまくいきました。
念のためノズルチェックパターン印刷を実行して給紙がスムーズかどうかを確認してみました。2回実行しましたが、とりあえず普通紙はスリップすることはなくなったようです。
さて、コイツをどうしよう。...親せきにでもあげちゃおうか。
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BJ F850 機種仕様
posted by Raptor03 at 21:17
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