NIS2009の更新を行ないましたのでまとめて覚え書き....のつもりだったんですが、ちょっとややこしい状況に陥っていることに気づき、その分析と対処に手間取っていました(大げさw)。以下、そのてん末記(の事後報告)ということで。
※画像をクリックすると同じウィンドウで原寸大表示されます。 一般向けのNorton製品(NIS2008やNIS2009などの通常版)はインストールすると更新サービスの残り日数がインストール日を含めて1年間に設定されます。この1年間とは365日ではなく、366日です。1日多いのは翌年の同じ日(残り日数1日と表示される日)にインストールできるようにしてあるということだろうと思います(未確認)。当初はうるう年に対応させるためだろうなどと思っていましたが、よく考えたら違いますよね。
シマンテックのKBにうるう年への対応に関して書かれてあります。
現行製品はインターネット経由のアクティブ化を実施してサーバー側にインストール日を保存しますが、サーバー側のインストール日を基準に単純に366からカウントダウンしているだけのような気がします(これも未確認)。
サーバー側の情報はNortonアカウントで見ることができます。インストール日(登録日)が4月1日だった場合、有効期限は翌年の4月2日になります。...367日になっちゃいますけど、実はこの有効期限の意味がよく分かりません(^^;)。翌年の4月2日は「残り日数0日」と表示され、「リスクあり」の赤い警告表示になってファイアウォールを始めとしたすべての機能が使えなくなる....はずです。
ただ、日付をまたいだ(23時59分59秒→0時00分00秒になった)瞬間に残り日数が1つ減るということではないです。かなりタイムラグがありますので、4月2日になってもしばらくは残り日数1日の場合もあると思います。2ちゃんねるなどでは「残り0日になったら延長」というのをときどき見ますので、再アクティブ化に関してはあまり神経質になる必要はないと思われます。
ここで注意点。シマンテックストアで購入する「延長キー」を期限切れ前に入力すると366日に残り日数が加算されますが、店頭で購入したパッケージ版に書かれている新しい「プロダクトキー」を入力すると366日にリセットされるそうです。ただし、リセットされた場合でもサポートにごねれば残り日数を加算してくれるそうです。
ところで、何が大混乱なのかというと、NIS2008/NIS2009の
「残り日数が変動している」ことに気付いたんです。
まず、NIS2008をインストールしたのが2008年4月1日(切りがいい日を選びました)、直後にNortonアカウントでも確認しました(登録日)。その後リカバリーVIIIでのアンインストール時(2008年5月16日)のキャプチャー画像を見ると...
_Remain322-thumbnail2.png)
「更新サービス期間がまだ
322 日残っています」となっていますが、計算すると本来は「
321日」になるはずです。この時点ですでに1日多く表示されていたわけですが、そのときは気付きませんでした。
ことし1月23日、ふと思い立ってNortonアカウントを確認した際のキャプチャー画像では...
-thumbnail2.png)
有効期限は「
2009年4月2日」になっています。合っていますね。ところが、直後に更新サービスの状態を確認した画像(メイン画面から [更新サービス] をクリックした時と [Norton Internet Security] タブに表示される残り日数)を見ると...

なぜか「
73日」になっていますが、本来は「
69日」のはずです。ここでは4日も多く表示されていたことになりますが、この時点でも全く気付いていませんでした。
今回更新手続きを行なうに当たり、3月31日にあらためてNortonアカウントを確認したところ...
-thumbnail2.png)
有効期限が「
2009年4月3日」になっていました。いつの間にか1日プラスされています。Nortonアカウントなんてほとんど見ていなかったので、どの時点でプラスされたのかは不明です。
....もしかして、アップグレード(試用版をインストール)するとおまけされるとか? ...よく分かりませんが、そういうことにしておきましょう(^^;)。
これとは別に、更新サービスの残りが1か月になると自動的に警告ダイアログが出始め、以降は1週間ごと→最後の1週間は毎日表示されます(2ちゃんねるの書き込みによる)。しかしこれがまたおかしなことだらけでした。カレンダー形式でまとめてみました。
Sun | Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | Sat |
-thumbnail2.png) 3/1 | 2 | 3 | -thumbnail2.png) 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | _Remain23-thumbnail2.png) 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | _Remain15-thumbnail2.png) 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | [なし] 25 | _Remain8-thumbnail2.png) 26 | [なし] 27 | _Remain7-thumbnail2.png) 28 |
_Remain6-thumbnail2.png) 29 | _Remain5-thumbnail2.png) 30 | _Remain4-thumbnail2.png) 31 | _Remain3-thumbnail2.png) 4/1 | _Remain2-thumbnail2.png) 2 | _Remain1-thumbnail2.png) 3 | [更新] 4 |
5 | 6 | 7 | | | | |
アップグレードした3月1日にすでに1日プラスされていたわけですが、これも気付いていません(^^;)。3月18日にはなぜか1日マイナスされたため、ここで「なんかおかしいゾ」と気付き始めます。本来表示されるべき3月25日に表示されなかったのは、25日に行なわれたエンジン更新の影響の可能性大です。
そしてその翌日の3月26日になぜか表示され、しかも「残り8日」ということは1日プラスされた状態に戻っています。しかし本来「残り7日」と表示されるべき翌3月27日にまた表示されず、3月28日にさらに1日プラス(計2日プラス)された状態で表示され、その後はぶれることなく1日ずつカウントダウンされました。
結局2日プラスされた状態で終わりました。Nortonアカウントの有効期限「2009/04/03」とは1日のズレです。
関係ありませんが、よく見ると3月18日までと3月26日以降のダイアログの内容/サイズが多少異なっています。これはエンジン更新によってダイアログ内容が変更されたためです。
いずれにしても「聞いたことのない症状」なのは確かです。
さて、現時刻はNortonアカウントで期限切れになっているはずの4月4日(土)0:40です。LUは問題なくでき、「残り1日」と表示されます。
当初「残り0日になったら新プロダクトキー入力」を考えていたんですが、なんか怪しい雰囲気になってきていると思ったので、1日損(?)しますが(まだ1日プラスなので)更新してしまうことにしました。
お約束でNIS2009のパッケージを。

NIS2009メイン画面の右下にある [今すぐ更新サービスを申し込む] をクリックし、以下の手順どおり進めます。プロダクトキーはCD-ROM紙ケース裏面に印刷されています(ハイフンは自動入力されます)。
_Activate-thumbnail2.png)
_NortonAccount_EMail-thumbnail2.png)
_Done-thumbnail2.png)
無事
366日になりました。
さっそくNortonアカウントへアクセスすると、
_NIS2009(01)-thumbnail2.png)
_| ̄|◯......NIS2008のアカウントがまだ期限切れになっていないのはひとまずこっちへ置いといて。今アクティブ化したNIS2009の新アカウントの登録日が
4月3日とはなんぞや?、有効期限が
4月4日ってなんすかそれ!? 1日巻き戻ってるってどういうことよ.....時差が考慮されてないとかそういうことでつか?(サーバーが米国時間?) 今まで1日ズレてたのもそのせい...?。そういえば更新サービスの警告ダイアログが出るのが夕方(17〜18時)ってことが多かったような。PDTとの時差が16時間、EDTとの時差が13時間....
臭いな(笑)。 あ、そうか。NIS2008をインストールしたのは「4月1日が終わる1時間前」だったので、アメリカ時間でも同じ4月1日と表示されますね。これではどっちの時間を表示してるのか分かりませんねぇ....。
考えていても解決しないので、シマンテックのウェブフォームから問い合わせ...じゃなくて要望出しました。「Nortonアカウントの情報を直してほしい」と(笑)。翌営業日以降の対応になると自動返信が来たんですが、なぜか1時間後に担当者から回答が来ました(某国の方ですが日本語は流ちょうですw)。
・Nortonアカウントの情報はアメリカ時間で表示されるので、1日ずれてしまう可能性がある
・1日追加するので、Media SKUを知らせてほしい
アメリカ時間! 予想的中ですか。ソフトウェアベンダーなんだから自動修正くらいしろよ...。てか、1日追加? ちょっと意味不明ですが、すぐウェブフォームから継続で返信してしばし待つことにしました。
すると2時間後、今度は以下の指示がありました。
・1日分の申し込みコードを入力し、期限を確認してほしい
メールには xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxx の19けたの申し込みコードが書かれており、これを [今すぐ更新サービスを申し込む] から入力して確認してほしいとのことでした。...え? Nortonアカウントの情報を変更するんじゃないの? これでは更新期限が1日追加されるだけでは? と思ったんですが、聞き返して確認するよりどのような結果になるのか試してみてからでもいいと考え、さっさと入力してみましたの図↓。
_Done_Remain367-thumbnail2.png)
_Remain367-thumbnail2.png)
やはり普通に1日追加されて
367日になっただけですね。Nortonアカウントは、
_NIS2009(02)-thumbnail2.png)
当然有効期限が1日追加されてます。これはいわゆる残り日数の追加と同じことをやってもらったということに。...う〜んんん、、、、私が考えていたこととは違う...ような、結果としては同じような.....。なんか腑に落ちないなぁ。
ということで、ヒジョーに疲れました。有効期限がズレた原因は結局不明のままなので「この3週間はいったいなんだったんだ...」という感じです。今回の経験を教訓とし(?)、今後はチェック&キャプチャーを頻繁に行なうことにします>更新期限とNortonアカウント。
結論:NIS2004/NIS2007ではこんなことなかったので、Nortonアカウントに難ありって感じでしょうか。
[追記:2009年4月12日(日)] 誤記を修正、一部文章を加筆。