2009年05月31日 Sun

ジクロフェナクナトリウム、スイッチOTCとして承認

 最近各社がCMを始めましたね。「今さらなんで?」とちょっと驚きました。

 ジクロフェナクナトリウムは医療用として承認、日本チバガイギー(当時/現:ノバルティス ファーマ)が内服用錠剤「ボルタレン」という製品名で発売したのが1974年2月。その後坐剤や外用剤も製品化されました。

 そして今回発売から20年以上たってやっとOTC承認されたわけですが、今までOTC承認されなかったのは「効き目が強力」(=重大な副作用を引き起こす可能性がある)という理由からでしょう。それが証拠に改正薬事法(2009年6月1日施行)に伴って実施される「一般用医薬品販売制度の改正」により一番上の「第一類医薬品」に分類されました。
 ...もしかすると法律改正されて事実上取り扱いが厳格化されるのでOTC承認されたのかもしれませんね。

 なお、今回承認されたのは外用剤(経皮吸収消炎鎮痛剤)のみです。有効成分の含有量は医療用と同じ1%です。

 発売するのは本家とも言えるノバルティス ファーマ「ボルタレンAC」(製造:同仁医薬化工)を始め、エスエス製薬「イブアウター」、大正製薬「ジクロテクト」(ボルタレンACと同じ同仁医薬化工から供給)です。久光製薬も申請しているようなので、いずれ「フェイタス」か「サロンパス」シリーズで発売される可能性があります。

 エスエス製薬が「EVE(イブ)」ブランドで出してきたのはちょっと「?」です。外用剤は「インサイド」シリーズがありますので。...主に女性をターゲットにしているとも取れますね。

 ちなみに、2000年4月に発売された医療用ゲル剤(外用剤)はノバルティス ファーマ、エスエス製薬、同仁医薬化工の共同開発ということになっていますが、ゲル状外用剤の製剤化自体はエスエス製薬によるもののようです。

 余談ですが、エスエス製薬は2005年4月1日に医療用医薬品事業を久光製薬に分割譲渡しており、医療用ジクロフェナクナトリウム製剤「ナボール」シリーズは久光製薬の製品群となっています。

 いやしかし、高いですね。かかった開発費を取り戻すためでしょうけど。そういえばスイッチOTCという言葉を知るきっかけとなったインドメタシン製剤も発売から15年くらいたちましたが、いまだに安くなってませんね。

[参考]
 ジクロフェナク:1965年、旧チバガイギー(スイス)が開発した抗炎症剤の一種。NSAIDs(非ステロイド性抗炎症剤)のうち、フェニル酢酸系酸性抗炎症剤に分類される。シクロオキシゲナーゼの働きを阻害することにより、プロスタグランジンの生合成を抑制する。主に抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用がある。一般にナトリウム塩が用いられるが、一部の国ではカリウム塩も承認されている。

>>>OTC医薬品 外用鎮痛・消炎剤「ボルタレンAC」シリーズ新発売 - プレスリリース / [PDF]
>>>ボルタレンAC製品情報
>>>ボルタレン製品情報(医療関係者向け)

[追記:2009年8月30日(日)]
 久光製薬は「フェイタスZ」でしたね。

 つーか、よく見ると(よく見なくてもw)「ボルタレンAC」のみならず、「イブアウター」と「フェイタスZ」も「日本初」をうたうのはなぜなんだぜ? どう考えても日本初って言えるのは「ボルタレンAC」だけのはずなのになぁ。

 発売日は...
  「ボルタレンAC」…4月28日
  「ジクロテクト」…4月28日 ※「日本初」はうたっていない
  「イブアウター」…5月1日
  「フェイタスZ」…8月xx日
 なんですけどねぇ。

 ここで言う「日本初」とは「日本で初めて医療用成分ジクロフェナクナトリウムをOTC製品に配合」だと思ったんですが、全然違うってことになります。いくら考えても納得できる答えが見つかりません。


posted by Raptor03 at 16:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医療

2009年05月30日 Sat

Excel/Wordのファイルをエクスプローラから読み取り専用で開くには?

 できること自体知りませんでしたが、裏技的設定を施すことで可能になると知り、さっそくやってみました。それが必要かと聞かれると返答に困りますが(^^;)。

 以前互換機能パックについて取り上げました。エクスプローラ上でOffice系ファイル(Excel/Word/PowerPoint)を右クリックするとメニューに [Save As...] という項目が追加され、直接2007形式のファイルに変換できるようになります。
 きょう何気なくExcelファイル(.xls)を右クリックしたら [名前を付けて保存...] と日本語表記になっているのに気付きました。SP1かSP2で修正されたようです。ま、互換機能パックのことはひとまずこっちへ置いといて。

 その後、フォルダ オプションの [ファイルの種類] で.xlsファイルを見ていると、アクション欄に [読み取り専用で開く] があるのを発見しましたが、右クリックメニューにはありません。どうしてでしょう? ということで調べました。ググると、この項目に注目した人が私以外にも結構いることを知りました。総合すると、
  1. 実はシフトキー+右クリックで表示される
  2. 名前を「読み取り専用で開く(&R)」などに変更する
  3. 起動スイッチ /h を消す
  4. 起動スイッチ /r を追加する
  5. DDEメッセージを削除する
 などがあり、複数を組み合わせた方法が示されていました。確かに 1. はそのとおりでした。隠しメニューだったようです。ただし、なぜか [読み取り専用] では開かず単に [開く] と同じ動作になってしまいます。それ以外は基本的に無意味か間違っているかあるいは不完全です(詳細は省きますw)。

 ではどうすれば読み取り専用で開くのか。以下は2日がかりでググり、それらを試行錯誤した結果です(^^;)。

 まず、Excel 2003の場合です。フォルダ オプションを変更するとちょっとややこしいので、まずはレジストリーの編集方法から。
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Excel.Sheet.8\shell\OpenAsReadOnly\ddeexec
(既定)REG_SZ[open("%1",,,,,,,,,,,,,,1,,1)]
[open("%1",,1,,,,,,,,,,,,1,,1)]
 とします。DDEメッセージのデフォルト値が間違っているので第3パラメーターを"1"に書き換えたということです。他のパラメーターの意味は知りません。

 私は変更していませんが、右クリックメニューに常に表示したい場合は、
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Excel.Sheet.8\shell\OpenAsReadOnly
ExtendedREG_SZ
 このエントリーを削除します。

 フォルダ オプションからの変更は、[ファイルの種類] タブで XLS を選択、[詳細設定] をクリックします。
 ※画像をクリックすると同じウィンドウで原寸大表示されます。
フォルダ オプション - ファイルの種類の編集(01) - XLS
 [アクション] 欄から [読み取り専用で開く] を選択、[編集...] をクリックします。
フォルダ オプション - ファイルの種類の編集(01) - XLS(02) - アクションの編集
 [DDE メッセージ] 欄を
  [open("%1",,,,,,,,,,,,,,1,,1)] → [open("%1",,1,,,,,,,,,,,,1,,1)]
 とします。
 これだけで右クリックメニューに常に表示されるようになり、読み取り専用でファイルが開きます。

 DDEメッセージの変更だけで右クリックメニューに常に表示されるようになるのは実はOS(エクスプローラ?)のバグです。[詳細設定] のどこかを変更して [OK] をクリックすると、レジストリーの Extended が勝手に削除されてしまいます。

 それと同時に、[アクションを実行するアプリケーション] 欄の最後尾に %1 が勝手に追加されてしまうのもOSのバグですが、こちらは特に弊害はないようなのでほっといてもいいでしょう。気になる人はレジストリーで以下のように %1 を消してください。
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Excel.Sheet.8\shell\OpenAsReadOnly\command
(既定)REG_SZ"C:\Program Files\Microsoft Office
  \OFFICE11\EXCEL.EXE" /h /e %1
"C:\Program Files\Microsoft Office
  \OFFICE11\EXCEL.EXE" /h /e

 ところで、ショートカットキーに"R"を割り当てている人を見かけましたが、プロパティ(R) とかぶって無意味ですし、何も割り当てなくても操作性に問題はないと思います。



 次はWord 2003の場合です。やはりDDEメッセージのパラメーターが間違っているので、レジストリーの以下のエントリーを編集します。
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Word.Document.8\shell\OpenAsReadOnly\ddeexec
(既定)REG_SZ[AppShow][REM _DDE_ReadWriteOnSave][FileOpen .Name="%1",.Revert=0]
[AppShow][REM _DDE_ReadWriteOnSave][FileOpen .Name="%1",.Revert=0,.ReadOnly=1]

 右クリックメニューに常に表示したい場合は、
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Word.Document.8\shell\OpenAsReadOnly
ExtendedREG_SZ
 このエントリーを削除します。

 フォルダ オプションからの変更は、[ファイルの種類] タブで DOC を選択します。
フォルダ オプション - ファイルの種類の編集(02) - DOC

 こちらもフォルダ オプションから変更すると Extended の削除と %1 の追加が行なわれます。
HKEY_CLASSES_ROOT
 \Word.Document.8\shell\OpenAsReadOnly\command
(既定)REG_SZ"C:\Program Files\Microsoft Office
  \OFFICE11\WINWORD.EXE" /h /n /dde %1
"C:\Program Files\Microsoft Office
  \OFFICE11\WINWORD.EXE" /h /n /dde



 ちなみに、Excelで上書き保存しようとすると、
Excel 2003 - 読み取り専用警告
 と警告メッセージが表示され、[OK] をクリックすると [名前を付けて保存] ダイアログが開き、ファイル名が [コピー○×△] となって入力待ちとなります。

 Wordの場合、Excelと違って上書き保存を実行しても警告メッセージが出ないうえ、[名前を付けて保存] ダイアログが開いて元ファイル名のまま入力待ちとなります。

 ....いいかげん動作を統一しろよって感じ。



 私は頻繁に読み取り専用で開くことはないですが、その存在自体ほとんど知られることもなく、まともに機能すらしないというのは情けない限りです。またしてもOffice担当者のヘタレっぷりが露見したわけですね。...ま、今回はOS自体のバグも見つけちゃったわけですが。

 シフトキー+右クリックで表示されることはヘルプなどマイクロソフトの公式文書からは見つからなかったので、仕様に盛り込んだのを途中で忘れたか、削除するつもりだったのを忘れたかのどちらかでしょう....と勝手に断定(笑)。

[追記:17:30]
 一部修正。

[追記:2010年6月19日(土)]
 一部表記を変更。
posted by Raptor03 at 13:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | Office

2009年05月28日 Thu

ルート証明書の更新

 おととい [追加選択] に来たそうです。
KB931125ルート証明書の更新プログラム [2009 年 5 月]
 必要かどうかは別として、いつもお約束で入れているので今回もポチッと。

 以前にも取り上げましたが、初めてインストールする場合、IE7ならアドレスバーが緑色になるEV SSLに対応します(IE8は最初から?)。有効になっているかどうかは日本ベリサインのチェックページで確認できます。

 で、こりずにまた実験してみました。
 日本ベリサインのページに掲載されている情報ではIE7のフィッシング詐欺検出機能をオンにする必要がある、となっていますが、
  ・IE7のフィッシング詐欺検出機能を無効
  ・IE7の各ゾーンのフィッシング詐欺検出機能を無効
  ・NIS2009のフィッシング対策をオフ
  ・NIS2009関連のアドオン3つを(IE7のアドオンの管理から)無効
 としても緑色になります。

 うちの環境ではルート証明書の更新(KB931125)だけでEV SSLに対応したということになりますが、結局よく分かりません。
posted by Raptor03 at 23:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Windows

2009年05月26日 Tue

IE7の履歴 - その4

 [先週] 以前の履歴ができると必ず一番上に出現する }C Rs[^ ですが、きょう2ちゃんねるのとあるスレをあさっていたらコイツの正体とコイツができる仕組みが書き込まれているのを発見しました。それらをまとめると、
  ・}C Rs[^ は [月曜日] 〜 [今日] の履歴に含まれる [マイ コンピュータ] が [先週] に移される際に文字化けしたもの
  ・文字化けは、マイ コンピュータ の2バイト文字コードが処理できずに1バイト文字コードになってしまうというもの
 だそうです。

 文字化けの詳しい仕組みは、"マイ コンピュータ" を表わす文字コード:837D 8343 20 8352 8393 8373 8385 815B 835E の2バイト部分のうち下2けただけが残り、最終的に 7D 43 20 52 73 5B 5E になるのだそうです。

 この書き込みを見て私も考えてみました。単純に下2けただけにすると 7D 43 20 52 93 73 85 5B 5E になるはずです(この投稿者も最初はそう書き込んでいます)。が、実はまだ 9373 と 855B という2つの2バイト文字コードが含まれることになり、これをなぜか再度処理してしまって 7D 43 20 52 73 5B 5E になっている、ということだと思います。

 いずれにしても、マイクロソフトお得意の「1バイト文字圏の人間なもんで、2バイト文字のことをすっかり忘れてプログラミングしちゃいました」系定番バグですね。致命的とは言いがたいのかもしれませんが、IE7ベータ版〜IE8まで3年も直さずに放置しているというのはある意味驚異的です。

 そして気付いたことが1つ。このバグが発生するタイミングは例の履歴が突然記録されなくなるバグと同じと思われる点です。月〜日の日付別で記録されていたものが [先週] という1週間単位の"フォルダー"にまとめられる際に発生しているということです。因果関係があるのかどうかは知るよしもありませんが、同じタイミングというのはやはり無視できないと思います。

 最近のマイクロソフトって、
  ・以前よりも2バイト文字圏(特に日本)への対応を軽視しているように思える
  ・実はバグに気付いていさえいないのではないか、と思われる節がある
 なんて感じている私はかなり汚れています、たぶん。

[当ブログ内関連エントリー]
>>>懲りずにIE7の履歴(笑)
>>>IE7の履歴、使えません。
>>>IE7の履歴が保存されない
posted by Raptor03 at 23:13 | Comment(4) | TrackBack(0) | Windows

Excel Viewer 2007 と Word Viewer 2007

 先日のPPV2003/2007に続いてExcel Viewer/Word Viewerも調べてみました。ダウンロード センターへ行ってみると、Excel Viewer 2003(以下、XLV2003)のページにはPPV2003と同様に「2009年11月30日をもって公開終了」と書かれていました。

 ということはもしかしてXLV2007が出たのかと思って最新バージョンのリンク先(英語なのでjaに変更)へ行ってみると、あれ? タイトルは「Excel Viewer」としか書かれていませんね。ダウンロードしてみると...ファイルのバージョンは12です。やはりこれってXLV2007? 念のため展開してみます。
 アーカイバーでは解凍不可能だったのでコマンドプロンプトにて、
   ExcelViewer.exe /extract:<フォルダー>
 とすると.....実行ファイルのバージョンは 12.0.6320.5000 、やはりXLV2007です。

 ...なぜタイトルくらい正確に書けないんでしょうか(怒)。PPV2007には"2007"を付けているのに。検索した際などにどれがどれだか分かりにくくてしょうがないんですよねぇ。

 XLV2003に上書きインストールができるかどうかは分かりませんが、XLV2003はアンインストールせずにXLV2007をインストールしてみます。
 ※画像をクリックすると同じウィンドウで原寸大表示されます(外部サイトへのリンクは別ウィンドウで開きます)。
Excel Viewer 2007 - セットアップ(01) Excel Viewer 2007 - セットアップ(02)
Excel Viewer 2007 - セットアップ(03) Excel Viewer 2007 - セットアップ(04)
Excel Viewer 2007 - セットアップ(05) Excel Viewer 2007 - セットアップ(06)
Excel Viewer 2007 - セットアップ(07) Excel Viewer 2007 - セットアップ(08)
 セットアップウィザードの型式は2007製品(互換機能パックやPPV2007)とは違い、2003製品とほぼ同じですね。とりあえず何事もなく終了...と思ったら、
Excel Viewer 2007 - セットアップ(09)
 ん? まだ終わってない...?

 おおぅ!?
Excel Viewer 2007 - セットアップ失敗 - エラーの報告(01)
Excel Viewer 2007 - セットアップ失敗 - エラーの報告(02) Excel Viewer 2007 - セットアップ失敗 - エラーの報告(03)
 ....へ? インストール失敗だと!? 「正常に完了しました」って出たのになにそれ。しかも同じエラー報告ダイアログが二重に出てるのはなぜなんだぜ? ...NIS2009(Auto-Protect)はオフにしたぞ。

 「プログラムの追加と削除」にはXLV2003とXLV2007が両方ともあります。スタートメニューへの登録も行なわれました。起動してみると...
Excel Viewer 2007 - ユーザー名の指定
 ユーザー名の指定...? なぜここで必要なのか分かりませんが、そういえばOffice 2003のインストール時に入れましたっけ。Wordのオプションで確認できますね。
Excel Viewer 2007 - 全体
 無駄にでかくて激しくみっともないOffice 2007のUIそのままです。ていうか、普通に起動して普通に動作してますが、何か? どこをどう失敗したんすか??

 ...おお!! すげぇ、マウスの水平スクロールが効きません。XLV2003は対応してるのに、自社のマウスの目玉とも言える機能に非対応の最新バージョンとは恐れ入りました。

Excel Viewer 2007 - バージョン情報
 あれ? プロダクトIDが空白ですね。マイクロソフト製品では初めてです。...やっぱりなんか怪しい感じがするので入れ直してみます。

 いったんアンインストール、PC再起動してから再度インストール.........._| ̄|◯。
 さらに、再度アンインストール、XLV2003もアンインストール、再起動後、XLV2007のみを再度インストール.........._| ̄|◯。

 仕様ってか。他のプロダクトIDも調べてみると、XLV2003、WDV2003、PPV2003はちゃんと表示されます。あれ? PPV2003とPPV2007は同じですね。これもなんか変。ま、分かるはずもなく、勝手にしろってことで。

 XLV2007にはSP2があるはずなのでOUへ。
KB953336Excel Viewer 2007 Service Pack 2 (SP2)
 普通に検出されますね。再起動なしです。

 XLV2003は念のため再度インストールしておきます。SP3も忘れずに。

 そういえばインストールファイルを展開したときにupdatesフォルダーがありましたね。中身を見てみると、
   mso.msp
   msxml5.msp
 ありましたね、更新プログラム。残念ながらコイツを展開するのはめんどくさいのでパスしますが、.mspファイルのバージョンはすでにインストールされているバージョンより古いみたいですので、古いバージョンをインストールしようとしてできなかったんでエラーになった、ということです(勝手に断定)。ダイアログが2つ出たのも納得できます。

 通常は適用しようとするファイルのバージョンがインストール済みのファイルのバージョンより古かったらその旨を表示するはずですし、適用できなかったからといっていきなりエラー報告になるなんてあり得ない(あっちゃいけない)挙動なので、

  XLV2007のインストーラー作ったヤツはかなりの大タワケ

 ってことで。

 だいたい、私のようなド素人ユーザーがこうも簡単に突き止められる程度のエラーを見逃すなんて、"プロ"が聞いてあきれます。......エラー報告を3回連続(計6回)送信しましたけど、どうせ誰も気付かないんでしょうねぇ。



 Word Viewer 2003(WDV2003)も見てみました。ダウンロード センターのページにはやはり「2009年12月31日をもって公開終了」と書かれています。で、最新バージョンのダウンロード先へ行くとタイトルはこれまた「Word Viewer」としか書かれていません。...ふざけてるのか? ていうか、公開日が2007年9月26日!? XLV2007より古いのかい。

 ダウンロードしてみました。...ファイル自体のバージョンは12なのでやはりWDV2007の可能性ありです。さっそくインストール。
Word Viewer 2003(SP3) - セットアップ(01) Word Viewer 2003(SP3) - セットアップ(02)
Word Viewer 2003(SP3) - セットアップ(03)
 はぁ??? インストーラーの型式は明らかに2007製品のもので、EULAにも「2007」と明記されているのに、突然2003のメンテナンスモード!?

 いったんキャンセルして展開してみます。コマンドプロンプトにて、
   wordview_ja-jp.exe /extract:<フォルダー>
 としてファイルを確認すると..........古い。無印のWDV2003(Ver.11.0.6506.0)です。結局無印本体にSP3ファイル(.msp)を同梱して最新版インストーラーを無理矢理くっつけただけのデタラメなパッケージです。

 あれ? なんでインストーラー(パッケージ展開用)を起動した時点で「新しいバージョンがすでにあるのでインストールできない」とならないんでしょう? インストーラーから処理を引き継いだ2003のセットアップウィザードはちゃんと「すでにインストールされている」ことを検出できてるのに。インストーラーは完全に手抜きですな。

 それにしても珍しい。無印は無印のままにしておくのがマイクロソフトの方針だと思っていたんですけどね。...だったら、IEなども一発で最新バージョンがインストールできるパッケージを置いておくべき。

 えっと、つまり。ダウンロード センターのタイトルは「Word Viewer 2003 SP3(正確には with SP3)」が最もふさわしい、と。いや、そもそも無印の公開を終了する必要なんて全くないってことになります。

 ついでに言うとWDV2003は昨年こそっとアイコンだけ2007製品のものに差し替えてますが、中途半端かつ意味不明な行為です。



 まとめると、
  ・ダウンロード センターのタイトルが不正確
  ・バージョンや仕様がそれぞれ異なるなど、統一感がない
  ・インストーラーの設定が手抜き&間違ってる
  ・一部プログラム自体にバグあり(?)

 あれですか、まじめに仕事する気なんて絶対にないわけですかそうですか>Office系担当者。

 なんか最近Office系のバグとか間違いを見つけるのが得意になってます>私。この調子でこれからもどんどん見つけちゃうぞー!!(禿藁
posted by Raptor03 at 00:26 | Comment(3) | TrackBack(0) | Office

2009年05月18日 Mon

PowerPoint Viewer 2003

 Office 2003のインストールフォルダーを見ていたら、
   PPTVIEW.EXE
 というファイルを発見しました。これってどう見ても「PowerPoint Viewer」(以下、PPV)じゃないかと思ってプロパティーを確認するとやはりそうでした。別途インストールするものだと思っていましたが、含まれていたんですね。

 ググったらどうやらプレゼンテーションパック機能(PowerPoint本体がない環境でもプレゼンテーションファイルを表示できる機能)と同時にインストールされるようです。プレゼンテーションパック機能を利用してファイルを保存するとビューアーなども同時に保存(基本的にCD-R/RWへ保存)されるため、PowerPoint本体をインストールしていないPCでもさっと表示できる、というわけです。

 PowerPoint 2003を持っていない人向けにダウンロード センターにもあります。ただし、概要にもあるように2009年10月16日をもって公開終了となり、PPV2007へ正式にバトンタッチとなります。

 PPV2007は2007シリーズ対応のビューアーとしては一番最初(2006年11月)にリリースされていて、私も気付いたのでリカバリーVI直後にインストールしています。2003にしなかった理由は新しいほうがいいと思ったから...というのはウソで、実はPPV2007同梱のフォントが欲しくて探していたからw

 PowerPointを使ってプレゼン資料を作成...なんてことはまずありませんが、もしかしたら.pptファイルに出くわす機会があるかもしれないし、その場合はビューアーのほうがよいというのもあります(インターネット上で.pptファイルが公開されているのを見たことがあります)。

 いずれにしても、今までPPV2003が入っているのに気付かなかったのは確かです。

 PPV2007をインストールしても元々あるPPV2003は削除されずに残ります(プレゼンテーションパック機能で使われるのはPPV2003なので)。PPV2007を起動するとスプラッシュスクリーンのあとにファイル選択ダイアログが表示され、.pptファイルを読み込むとスライドショーなどが始まります。右クリックするとヘルプがあり、そこでバージョン情報などを見ることができます。Excel Viewer/Word Viewerのようにプログラム単独で起動させておくことはできません。

 PPV2003のバージョンは11.0.8164.0(オリジナル:11.0.5703.0)、タイムスタンプは2007年4月19日(オリジナル:2003年9月8日)なので過去に更新はされているようですが、調べてみても私の環境でPPV2003用更新プログラムが検出されたことは一度もありません。Office 2003全体の更新(SP3など)に含まれていたんだと思います。先日のOUでも以下のPPV2003向け更新プログラムが検出されませんでしたが、これは理由が分かりません。
MS番号KB番号(全体)KB番号(個別)深刻度概要
MS09-017KB967340KB969615重要Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
 - Microsoft Office PowerPoint Viewer 2003 用セキュリティ更新プログラム

 また、Office 2003の範ちゅうに入るソフトウェアは本来ならすべてがSP3になっているはずですが、PPV2003向けサービスパックは存在しないようです。

>>>PowerPoint ビューアについて
>>>プレゼンテーションを CD にパッケージ化する
>>>プレゼンテーションのパッケージ化と CD へのコピーについて

[追記:23:42]
 一部修正。
posted by Raptor03 at 18:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | Office

2009年05月13日 Wed

マイクロソフト、5月の月例パッチを公開

 "黄色い盾"が久々に正常動作しました。
KB番号深刻度概要
KB890830警告悪意のあるソフトウェアの削除ツール - 2009 年 5 月 (v2.10)
 これだけです。最近重いんで入れたくなくなってきてるんですけどねぇ。。。なかなか入れない決断ができなかったり。

 入れますけどね。しかしねぇ....
タスクマネージャ - Automatic Updates(2009-05-13_MRT)
 たかが削除ツールごときでこれはいくら何でも重すぎ。先月は普通だったので改善したのかと思いましたが、全然違いますね。まあ、毎回同じこと報告するのもバカらしくなりつつありますが。

 念のため再起動。。。。。。。「Windows を起動しています...」でHDDガリガリが2分40秒。また新記録作りやがった>"悪意のあるソフトウェア"。
 しかもまたしても通知領域のインジケータの並び順がグチャグチャ。理由はさっぱり分かりませんが、この状態で正常に動作したことは一度もありません。で結局再々起動です。
通知領域 - インジケータ並び順異常&正常



 続いてOUへ。
 MS番号KB番号(全体)KB番号(個別)深刻度概要
1.MS09-017KB967340KB957784重要Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
 - Microsoft Office PowerPoint 2003 セキュリティ更新プログラム
2.KB970059重要Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
 - Microsoft Office PowerPoint Viewer 2007 セキュリティ更新プログラム
3.KB969618重要Microsoft Office PowerPoint の脆弱性により、リモートでコードが実行される
 - 2007 Microsoft Office system セキュリティ更新プログラム
 悪意なんかよりもこっちのほうがはるかに重要です。

 1. はOffice 2003 SP3用です。2. および 3. はサービスパック1/2どちらも同じで、3. はまたしてもタイトルだけでは「なんのこっちゃ?」ですが、2007互換機能パック用です。
posted by Raptor03 at 23:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | Windows Update/自動更新