米Canonサイトではすでに19日(水)の深夜に発表されており、直後から2ちゃんねるでも盛り上がってましたね。
「
IXY DIGITAL 930 IS」(IXYD930IS)は「
同 920 IS」(IXYD920IS)の、「
IXY DIGITAL 220 IS」(IXYD220IS)は「
同 210 IS」(IXYD210IS)のそれぞれ後継モデルです。ただし、IXYD210ISはしばらく併売されるようです。
「
PowerShot G11」(PSG11)は「
同 G10」(PSG10)の、「
PowerShot S90」(PSS90)は「
同 S80」(PSS80)の、「
PowerShot SX20 IS」(PSSX20IS)は「
同 SX10 IS」(PSSX10IS)の、「
PowerShot SX120 IS」(PSSX120IS)は「
同 SX110 IS」(PSSX110IS)のそれぞれ後継モデルです。
海外モデルとの対比表です。
※海外サイトはかなり重いのでリンクしていません。日本国内名称 | 北米名称 | ヨーロッパ名称 |
IXY DIGITAL 930 IS | PowerShot SD980 IS DIGITAL ELPH | DIGITAL IXUS 200 IS |
IXY DIGITAL 220 IS | PowerShot SD940 IS DIGITAL ELPH | DIGITAL IXUS 120 IS |
PowerShot G11 | 同左 | 同左 |
PowerShot S90 | 同左 | 同左 |
PowerShot SX20 IS | 同左 | 同左 |
PowerShot SX120 IS | 同左 | 同左 |
海外モデルの名付け規則は独特なので、あいかわらずややこしく感じます。
IXYD930ISの特徴はキヤノン初の24mm始まりの5倍ズームとキヤノン初のタッチパネル採用3.0型ワイド「クリアライブ液晶T」モニター、タッチパネルを利用した「タッチフォーカス」機能および「アクティブ再生」機能です。
「タッチフォーカス」は画面上の特定の被写体をタッチすることでその部分にピントを合わせるものです。「アクティブ再生」機能はカメラ本体を振ったり傾けたりすることで撮影画像の再生指示を行なえる機能です。HD動画撮影機能(720p)も新搭載です。
カラーバリエーションはシルバー/パープル/ブルー/ブラウンの4色です。北米モデル「
PowerShot SD980 IS DIGITAL ELPH」のみブラウンがGoldとなっていますが、見た目はほぼ同じです。
IXYD220ISはいわゆる「シンプル&スタイリッシュ」タイプで、レンズは28mm始まりの4倍ズームに進化、液晶モニターも2.7型(非ワイド)に少しだけ拡大してます。HD動画撮影機能(720p)も新搭載です。表面処理などに高級感はありません。
カラーバリエーションはシルバー/ブラック/ブルー/ブラウンの4色です。
PSG11は画素数落としてきましたね。サイズは同じものの、1470万画素→1000万画素とは思い切ったものです。1画素あたりのサイズ拡張=集光面積拡大によるノイズの低減および高輝度側のダイナミックレンジ向上を実現したとのことで、「DIGIC 4」との連携で「デュアルクリアシステム」と銘打っています。一部で叫ばれていた「多画素化による画質低下」を認めたことになるわけです。
全体の印象はほとんど変わりませんね。レンズもG10と同じで、他に違うのは2.8型バリアングル「クリアライブ液晶V」モニター(ドット数は同じ)くらいです。一部でうわさのあったHD動画撮影機能は付きませんでした(SD動画のみ)。
バリアングルはPSG6以来の復活ですが、賛否両論のようです。「ハイ/ローアングル撮影がしやすい」反面、「強度的に問題がある」「サイズが小さくなる」などの弊害もあります。私個人としては賛成です。
PSS90は4年前のPSS80からのリニューアルです。どうして突然復活? って感じですね。撮像素子はPSG11と同じで、ノイズ低減による高画質化を達成しているとのことです。レンズは3.8倍光学ズーム(28-105mm)で、F2.0-4.9と明るめですね。液晶モニターはPSG10のものと同じ3.0型「クリアライブII」です。
PSSX20ISと
PSSX120ISはそれぞれ従来モデルから画素数をアップ(1000万画素→1210万画素/900万画素→1000万画素)していますが、「iコントラスト」によって暗部のノイズ低減は達成しているようです。PSSX120ISの映像エンジンはPSSX110ISの「DIGIC III」から「DIGIC 4」へ変更されています。その他、液晶モニターが「クリアライブ液晶V」に変更されています(ドット数は同じ)。
また、昇華型熱転写方式のコンパクトフォトプリンター「
SELPHY ES40」も発売されます。「
同 ES30」の後継モデルで、本体に「音声ガイド」機能を新搭載しています。
「音声ガイド」機能は「お楽しみ印刷」時の手順やエラーなどを音声で知らせる機能です。ヨーロッパモデルのスペック表によると7か国語(English, French, Italian, German, Spanish, Chinese and Japanese)に対応していますが、日本国内モデルは明記されていません(日本語のみの可能性もあります)。その他、液晶モニターのサイズが3.0型→3.5型にアップしています。
「ES30」の日本国内モデルのみハンドル部分/側面/背面がオレンジ色でしたが、今回は全世界共通の
ホワイト一色です。 → 前面がホワイト、ハンドル部分/側面/背面がアイボリーホワイトでした(^^;)。 今回の新製品はカラーバリエーションを含めて"ほぼ"全世界共通ラインアップとなりました。非常に珍しいですね。
ところで、EOSデジタルの発表がありませんでしたが、一部で実機画像のリークがあった「EOS 7D」はほぼ間違いなく発売されるようです。例年だとコンパクトデジタルカメラと同日発表なのですが、今回はずらしたようです。
「EOS 7D」は型番のとおり「EOS 5D Mark II」の下位機種、エントリークラスのフルサイズ機です。
リーク画像によるとストロボ内蔵で、外観は二けたAPS-C機に近いと推測されます。モードダイヤルは5DIIと同じなので、
シーンモード「かんたん撮影ゾーン」はありません。電源スイッチがKissシリーズと同じモードダイヤルと同軸になっているのも特徴です。また、HD動画撮影機能の搭載は当然、という推測が大勢を占めているようです。
なお、「EOS 60D」のリークはないようです。今回は見送る可能性もあるとかないとか。
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SELPHY ES40>>>
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Canon(Europe) - Digital Compact Cameras>>>
製品カタログ - コンパクトデジタルカメラ【IXY DIGITAL/PowerShot】[追記:17:45] 誤記を修正。
[追記:2009年8月26日(水)] 誤りを訂正。
posted by Raptor03 at 00:48
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