KB2158563 [要WGA] | 2010 年 9 月 の累積的なタイム ゾーンの更新 - Windows XP 用の更新プログラム |
ちなみに、変更されるタイムゾーンは中東標準時の夏時間、ナミビアの表示名、EST(アメリカ東部標準時)の夏時間(EDT)です。
ナミビアの表示名変更というのが分かりにくいですが、元々は「(GMT+02:00) ウィントフック」で、今回から「(GMT+01:00) 同」となりました。
UTC(GMT)との差は「+1時間」なので、なぜ「GMT+02:00」だったのかググってみたのですが、ナミビアの標準時が変更されたことはないですし、Windowsの表記が間違っているとする情報も見つかりません(今までナミビアの表示名が変更されたこともないようです)。ナミビアの標準時に「夏時間はない」とする情報もあったりしますが(某事典w)、誤りです。
パッチのインストール前後で以下を確認してみました。
1. 「(GMT+02:00) ウィントフック」([自動的に夏時間の調整をする] にチェック)に切り替え
2. 日付を8月に戻して 1. を実施
いずれも 1. では日本との時差が「-7時間」(GMT+02:00)となり、夏時間実施期間中なので動作自体は問題ありませんでした。2. では「-8時間」(GMT+01:00)となり、夏時間実施期間外なのでこちらも問題ありませんでした。
よって、「マイクロソフトの誤表記」で決まりでしょう。なお、南半球のため夏時間は「9月の第1日曜日から翌年の4月の第1日曜日まで」です(サポート オンラインの情報は原文も含めて開始と終了が逆になっていますのでこれもマイクロソフトの誤記です)。
しかし、毎度のことですがサポートオンラインが死ぬほど重いです。情報量(文字数)が多めになるとCPU負荷が極端に(指数関数的に)大きくなるなんてのは"正常なサイトの作り"とは言えません。
ついでに、MUの [追加選択] にルート証明書の更新プログラムがあったので適用しました。
KB931125 [要WGA] | ルート証明書の更新プログラム [2010 年 8 月] |